日本の四季には、
それぞれの季節に合った昔の人の想いが込められた行事が残っています。
お月見団子も、その一つ。
中秋の名月には、月が見える所に、
満月に見立てた月見団子や、
ススキを飾ります。
ススキには、魔除けの作用があるのだとか。
そして、加えて、
収穫物の豊作を願い、この時期に収穫された里芋などもお供えします。
昔の方々は、四季を感じ、秋でしたら収穫を祈り、
月と共に人々との楽しい時間を過ごしていたようです。
こういった一つ一つの行事を楽しむのも、
現代の人にはなかなか出来ていない健康法のように感じます。
季節を感じるということは、
自律神経を整えるということです。
五感を研ぎ澄ませ、
人間も動物ですから、
野生の感覚を、取り戻していきましょう。