13日は、中秋の名月でしたね。
一般的に、十五夜とも言われています。
十五夜は、旧暦の8月15日に見える、ほぼ満月の月のことを言います。
昔は、月の満ち欠けのサイクルで一ヶ月を数えていましたので、
中秋の名月の15日は、決まって満月でした。
また、なぜ「中秋」というのかというと、
旧暦で7月から9月までは秋なので、
8月は、旧暦の上ではちょうど秋の真ん中の、
「中秋」に当たるからということです。
昔は、月を直接見るだけでなく、
景色と合わせる事、例えば、月を池に映して観賞するなど、
風情のある楽しみ方がなされてきたようです。
現在でも、月を見るために設計した建物がいくつも残っています。
美しい満月を見て、夜の風に吹かれ、
秋が来たのだなと、しみじみと感じていきたいですね。