今日は、お腹のことをお話しします。
お腹は基本的に、ろっ骨の下部分が柔らかく、
へそから下の部分は固い方がいいと言われています。
俗に言う、上虚下実っていうやつですね。
上は緩み、下は充実している。
これは全身に例えると、頭部は冷えて、
下肢は温かい方がいいと言われていることにも繋がっていきます。
特に、お腹のおへその下、
指三指分下の部分がぶよぶよしているようですと、
気持ち的に気合が入りにくくなってしまうということも出てきます。
臍下丹田という場所で、一番体中のエネルギーが集まるところ。
ここが冷えていたり、
柔らかすぎると、
体に勢いが出てこないので、
何もやる気が出てこなくて動けなくなるといったようなことも起こってきます。
あと、ろっ骨の下部分が固くなってきてしまうと、
自律神経の交感神経が乱れ、睡眠が浅くなります。
これは、横隔膜が緊張して、呼吸が浅くなってしまうから。
血圧も同時に上昇してしまいます。
こういった時は、まずはお腹を温めること。
特に下腹部を温めてみてください。
おへその下にエネルギーを集めることによって、
お腹以外の部分の緊張を緩めることが出来ます。
貼るお灸なんかもいいですね。
今は、購入しやすい保温グッズが沢山ありますので、
みなさん、ぜひお試しください。
お腹の緩みは全身の緩みです。
みなさん、お腹は大切にしてみて下さいね。