整体をするための『タッチ』について考えてみました

手のひらを「平らに触れる」というのは、単なる“姿勢の話”ではありません。
それは、身体と身体の間に「聴く面」をつくることです。

 

平らな手は「情報を受け取る面」

手のひらを平らに保つと、接触面が広がり、相手の皮膚・筋膜・体液の動きをまんべんなく拾えます。
指先だけで押すと、局所の圧は強くても「全体の流れ」は聴けません。
平らな手は、相手の身体からの情報を“面”として受け止め、
「ここが硬い」「ここは呼吸に合わせて動く」などの微細な差を自然に伝えてくれるのです。

臨床的には、これは触圧覚受容器の総動員にあたります。
手掌の中でも特に豊富にある小体は、面で触れると最もよく働きます。
つまり、平らな手は=触れるセンサーを最大限活かしている状態です。

 

常日頃から、クライアント様へ触れる事に当たって、

面で触れる事の大切さを実感しております。

 

今後も、もっと身体のこと、心のことを深めていければと思っています。

 

これからも整体師として精進をし続けていきたいと考えております。

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