私たちのご先祖様、かもしれないお侍様。
生きるか死ぬかの世界で、体作りは欠かせないものだったみたいです。
現代の筋肉トレーニングの器具が発明されたのは19世紀ごろと言われているのですが、
それ以前は、どうやって体を鍛えていたのかというと、
主には素振りをしていたようです。
竹刀を持って、振り下ろす。
剣道の経験者ならお分かりかと思いますが、
振り下ろした際に、手首を絞って締めます。
その際に、鍛えられるのは、
腕の筋肉はもちろん、
背中の筋肉です。
どこまでも実用的な体の使い方をしていたお侍様。
生きるか死ぬかの世界で、必死に体を作っていました。
気合と根性の世界。
現代人には馴染みが薄いかもしれませんが、
時々は、過去に想いを馳せてみてもいいのかもしれません。